ベルギービールに興味はあるけれど、強い苦味やスパイス感、独特のハーブ感が少し苦手。
そんな方におすすめしたいのが、ヤッホーブルーイングの「水曜日のネコ」です。
水曜日のネコは、ベルギー発祥のベルジャン・ホワイトエールをベースにしたビール。
本場のベルジャン・ホワイトが持つ爽やかな酸味やスパイシーなハーブ感をあえて強く主張させず、日本人の味覚に合わせて、青りんごやバナナのような果実味と、控えめなスパイス感を楽しめる味わいに仕上げています。
「日本人の味覚に合わせた、ハーブ感の少ない飲みやすいベルジャン・ホワイトエール」
それが、私が水曜日のネコを飲んで感じた印象です。

水曜日のネコとは?
水曜日のネコは、ヤッホーブルーイングが製造するベルジャン・ホワイトエールです。
青い缶に描かれた、少し不思議でかわいらしいネコのデザインも印象的。
名前のとおり、一般的なビールとは少し違った個性を持ちながらも、味わいは非常に柔らかく、ビール初心者にも飲みやすい仕上がりです。
アルコール度数は4.5%。
一般的なビールよりもやや低めのアルコール度数で、味わいの軽やかさにもつながっています。
水曜日のネコの特徴
- ベルジャン・ホワイトエールスタイル
- アルコール度数は4.5%
- ハーブ感やスパイス感は控えめ
- 青りんごやマスカットを思わせるフルーティーな香り
- 柔らかく、するりと飲める味わい
ベルジャン・ホワイトとは?
ベルジャン・ホワイトは、ベルギーを代表するビールスタイルのひとつです。
小麦を使った白く濁った見た目が特徴で、爽やかな酸味や柑橘系の香り、そしてコリアンダーなどによるスパイシーでハーブのような香りを楽しめます。
一般的なラガービールとは異なり、麦芽の味わいだけでなく、酵母やスパイス、ハーブによる複雑な香りが魅力です。
本場ベルギーのベルジャン・ホワイトには、コリアンダーのハーブ感をしっかり感じるものもあります。
一口飲むと、普段飲んでいるビールとは違う、少し異国情緒のある香りが広がる。
私は、そういった本場らしいスパイス感のあるベルジャン・ホワイトも好きです。
ただし、独特のハーブ感やスパイス感が、苦手な人にとっては飲みにくさにつながることもあります。
水曜日のネコは、本場のベルジャン・ホワイトとは少し違う
水曜日のネコを飲んで感じたのは、ベルジャン・ホワイトらしい個性を残しながら、かなり飲みやすい方向へ調整されているということです。
本場のベルジャン・ホワイトは、爽やかな酸味やスパイシーなハーブ感が特徴。
一方、水曜日のネコは、あえてその「角」を削り落としているように感じます。
青りんごやバナナのような果実味と、主張しすぎないスパイス感が自然に溶け合っています。
そして、するりと体に染み込んでいくような柔らかさがある。
ベルジャン・ホワイトの個性を残しながらも、初めて飲む人が「これはちょっとクセが強いな」と感じないように、味わいが非常に上手く整えられている印象です。
実際に飲んでみた感想|ハーブ感の少なさに気付かないほど自然
グラスに注ぐと、きれいな黄金色。
白い泡が乗り、見た目にも柔らかさを感じます。
香りには、ほんのりとしたフルーティーさがあります。
青りんごやマスカットを思わせるような、爽やかで軽やかな香りです。
口に含むと、非常に柔らかい。
強い苦味はなく、酸味も穏やか。
そして、ベルジャン・ホワイトらしいスパイス感やハーブ感も、かなり控えめです。
個人的に面白かったのは、最初に飲んだとき、私は「ハーブ感が少ない」ということにすぐ気付きませんでした。
それぐらい自然に飲めたのです。
普通、ベルジャン・ホワイトを飲むと、コリアンダーなどのスパイス感やハーブ感は比較的すぐに感じるものです。
ところが、水曜日のネコは、それらが前面に出てこない。
コリアンダーを「ハーブの香り」として主張させるのではなく、青りんごやマスカットを思わせるようなフルーティーな香りを生み出すための、裏方のように使っているのではないか。
そんな印象を受けました。
もしかすると、ハーブ感を感じさせないこと自体が、作り手の狙いなのかもしれません。
「ハーブ感が少ないビール」というよりも、そもそもハーブ感を意識することなく、自然に飲めてしまう。
この飲みやすさは、水曜日のネコの大きな魅力だと思います。

本場のベルジャン・ホワイトと水曜日のネコ、どちらも楽しみたい
ここは、どちらが優れているという話ではありません。
本場ベルギーのベルジャン・ホワイトには、コリアンダーのハーブ感やスパイス感をしっかり楽しめるものがあります。
一口飲んだ瞬間に、普段のビールとは違う香りが広がる。
その異国情緒のある味わいは、本場ならではの魅力です。
私は、そういったベルジャン・ホワイトも好きです。
一方で、水曜日のネコのように、ハーブ感やスパイス感を目立たせず、果実味と柔らかさを中心に楽しめるビールも非常に美味しい。
本場の個性を強く感じるビールと、日本人の味覚に合わせた柔らかなベルジャン・ホワイト。
どちらがいいということではなく、その日の気分によって両方を楽しみたいと思わせてくれます。

水曜日のネコはこんな人におすすめ
- 苦味の強いビールが苦手な人
- ビール初心者でも飲みやすいビールを探している人
- フルーティーで柔らかな味わいが好きな人
- ベルジャン・ホワイトを飲んでみたい人
- 強いハーブ感やスパイス感が苦手な人
- 軽やかに飲めるビールを探している人
- 普段とは少し違うビールを試してみたい人
水曜日のネコはこんな人にはおすすめしない
- 強い苦味のあるビールが好きな人
- ホップの苦味をしっかり楽しみたい人
- コリアンダーなどのハーブ感を強く感じたい人
- 重厚で濃厚なビールが好きな人
- アルコール度数の高いビールを好む人
特に、本場のベルジャン・ホワイトらしいスパイス感を期待して飲むと、「思ったよりも柔らかい」と感じるかもしれません。
ただ、それは水曜日のネコの魅力でもあります。
水曜日のネコについてのFAQ
Q. 水曜日のネコはどんなビールですか?
A. ベルギー発祥のベルジャン・ホワイトエールをベースにした、フルーティーで柔らかな味わいのビールです。ハーブ感やスパイス感が控えめで、ビール初心者にも飲みやすいのが特徴です。
Q. 水曜日のネコは苦いですか?
A. 苦味は比較的穏やかです。強い苦味を楽しむタイプのビールではなく、果実味や柔らかな口当たりを楽しむビールだと思います。
Q. ハーブのような香りは強いですか?
A. 本場のベルジャン・ホワイトと比較すると、ハーブ感はかなり控えめです。コリアンダーなどのスパイスを使いながらも、それを強く主張させず、フルーティーな香りの一部として感じられるような印象です。
Q. ビールが苦手な人でも飲めますか?
A. ビール特有の強い苦味が苦手な方には、比較的試しやすいビールだと思います。ただし、ビールの香りそのものが苦手な方には、好みが分かれる可能性があります。
Q. アルコール度数は何%ですか?
A. アルコール度数は4.5%です。一般的なビールよりもやや低めで、軽やかに飲みやすい味わいにつながっています。
Q. 本場ベルギーのベルジャン・ホワイトとの違いは何ですか?
A. 本場のベルジャン・ホワイトは、爽やかな酸味やコリアンダーなどによるスパイシーなハーブ感がしっかり感じられるものもあります。一方、水曜日のネコはそうした個性を抑え、フルーティーで柔らかな味わいに仕上げられている点が大きな違いです。
まとめ|水曜日のネコは「飲みやすさ」を極めたベルジャン・ホワイト
水曜日のネコは、ベルジャン・ホワイトらしい果実味やスパイス感を残しながら、ハーブ感を強く主張させない、非常に飲みやすいビールです。
本場ベルギーのベルジャン・ホワイトには、コリアンダーのハーブ感やスパイス感を楽しめる魅力があります。
一方、水曜日のネコはその角を削り落とし、青りんごやマスカットを思わせるようなフルーティーな香りと、柔らかな口当たりを楽しめるように仕上げられています。
私自身、最初に飲んだときには、ハーブ感が少ないことにすぐ気付きませんでした。
それほど自然に、違和感なく飲めたのです。
もしかすると、ハーブ感を目立たせず、気付かないほど自然に飲ませることこそが、このビールの作り手の狙いなのかもしれません。
本場のベルジャン・ホワイトも好き。水曜日のネコも好き。
どちらがいいということではなく、それぞれの魅力を楽しめる。
そんなビールだと思います。
ベルジャン・ホワイトを飲んだことがない方にも、ぜひ一度試してほしいビールです。
私が飲んだお酒をまとめて紹介しています
ビールやワインを中心に、実際に飲んで「これは面白い」「また飲みたい」と感じたお酒を、味わいや特徴とともに紹介しています。
定番のお酒だけでなく、普段あまり見かけないビールやワインも紹介していますので、次に飲むお酒を探している方は、ぜひこちらもご覧ください。
