※この記事で紹介しているビールの味わいや香りについては、あくまで私個人の味覚・感想です。感じ方には個人差がありますので、ひとつの参考としてお楽しみください。
「ビールなのに、白ワインのような華やかな香りがする」
COEDOの「伽羅(KYARA)」を飲んで、まず私が感じたのがこの印象でした。
白葡萄を思わせるようなフレッシュで華やかな香りと、ほんのり感じる甘み。
それだけなら軽やかなビールなのかと思うのですが、口に含むとしっかりとしたふくよかなコクが広がります。
そして最後は、ラガービールらしくスッキリとドライにキレていく。
香りは華やか、味わいはふくよか、それでいて後味は軽快。
このバランスが、COEDO「伽羅」の面白さだと感じました。
今回は、実際に飲んで感じた味わいや香りを中心に、COEDO「伽羅」を紹介します。

COEDO 伽羅(KYARA)とは?
COEDO「伽羅」は、埼玉県川越を拠点とするCOEDO BREWERYの定番クラフトビールのひとつです。
ビアスタイルは、少し聞き慣れない「インディア・ペール・ラガー(IPL)」。
名前からIPAを連想してしまいますが、IPA(インディア・ペール・エール)ではありません。
伽羅はラガー酵母を使ったIPLで、ホップの華やかな香りや苦味を楽しみながら、ラガーらしいキレの良さも感じられるビールです。
COEDO公式では、白葡萄やトロピカルフルーツを思わせるアロマホップの香りと、苦味・コク・飲み応えのバランスが特徴として紹介されています。
また、複数種類の麦芽とやや高めのアルコール分によって、ふくらみと丸みのあるミディアムボディに仕上げられています。
COEDO 伽羅の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | COEDO 伽羅(KYARA) |
| ビアスタイル | インディア・ペール・ラガー(IPL) |
| 原材料 | 麦芽、ホップ |
| アルコール分 | 5.5% |
| IBU | 35 |
| 内容量 | 350ml缶、333ml瓶 |
| メーカー | COEDO BREWERY |
| 特徴 | 白葡萄やトロピカルフルーツを思わせる香り、コク、苦味、キレ |
※商品の仕様・販売形態などは変更される場合があります。

COEDO 伽羅を飲んでみた|まず感じたのは白ワインのような華やかな香り
グラスに注いで、香りを確かめてみます。
ここで感じるのが、私にはかなり印象的な「白ワインのような香り」。
特に感じたのは、フレッシュな白葡萄を思わせるような華やかさです。
もちろんワインではなくビールなので、ワインそのものの香りというわけではありません。
ただ、一般的なラガービールを想像して飲むと、その香りの華やかさに少し驚くと思います。
COEDO公式でも「白葡萄やトロピカルフルーツを想わせるアロマホップの香り」と説明されているので、私が感じた白葡萄のような印象は、伽羅の特徴のひとつと言ってよさそうです。
色合いは美しい深い黄褐色
グラスに注いだ色合いも、とてもきれいです。
私が感じたのは、深みのある黄褐色。
少し赤みを帯びた、落ち着いた色合いです。
COEDO公式でも「赤みがかった深い黄褐色」「伽羅色」と表現されています。
淡い黄金色のピルスナーとは明らかに違い、見た目からして少し大人っぽい雰囲気があります。
香りだけではなく、色合いにも深みがある。
これも伽羅の魅力だと思います。

一口飲むと、ふくよかなコクが広がる
香りを楽しんだところで、一口。
まず感じるのは、やはり華やかな香り。
そして、その後からしっかりとしたコクが追いかけてきます。
私は「思っていたより飲み応えがある」と感じます。
香りが華やかなので軽快なビールを想像していたのですが、実際に飲んでみると、味わいにはしっかりとした厚みがあります。
麦芽由来と思われるふくらみもあり、口の中で味わいが広がるタイプ。
ただし、重たくて飲みにくいという感じではありません。
ふくよかなコクがありながら、最後にはきちんとキレてくれる。
このあたりのバランスが、伽羅の面白いところだと思います。
私が一番特徴的だと感じたのは「白葡萄のような甘みと香り」
今回、私が伽羅を飲んで一番印象に残ったのは、やはり「フレッシュな白葡萄を思わせるような香りと、ほんのり感じる甘み」です。
特に白葡萄を思わせるような、みずみずしく華やかな印象。
COEDO公式でも、白葡萄やトロピカルフルーツを想わせるアロマホップの香りが特徴として紹介されています。
ただ甘いだけではなく、ホップ由来の香りと苦味が重なることで、甘さがベタッと残りません。
そのため、香りには華やかさがあるのに、飲み終わりは意外とスッキリしています。
この「香りの華やかさ」と「後味のキレ」の組み合わせが、私にはとても好印象でした。

よなよなエールと少し似ている?|でも、方向性はかなり違う
飲んでいて、ふと「よなよなエールと少し似ているな」と感じました。
もちろん、同じビールではありません。
よなよなエールはアメリカンペールエール、伽羅はインディア・ペール・ラガー。
ビアスタイルそのものが違います。
それでも、どちらもホップ由来の華やかな香りと、麦芽の甘み・コクを楽しめるところには共通点があるように感じます。
ただ、私の中では香りの方向性がかなり違います。
よなよなエールは「明るくフルーティー」
よなよなエールは、私の感覚では柑橘系の香りがふわりと広がる、明るくフルーティーなビール。
オレンジやグレープフルーツを思わせるような、爽やかで親しみやすい香りがあります。
公式でも、アロマホップ「カスケード」による柑橘類を思わせるフレッシュな香りと、やさしいモルトの甘みが特徴とされています。
そして飲み終わったあとにも、ホップの香りが心地よく残ります。
伽羅は「白葡萄のような大人っぽさ」
一方、伽羅は私には白葡萄を思わせる、もう少し大人びた香りに感じました。
華やかではあるけれど、よなよなエールよりも落ち着いた印象。
さらに、少しスパイシーなニュアンスも感じます。
そして最後は、スッとキレていく。
私の中では、
よなよなエール=明るくフルーティー
伽羅=白葡萄を思わせる上品で大人びた香り+スパイシーさ
という違いです。
どちらも好きですが、その日の気分によって飲み分けたくなる2本だと思いました。
伽羅は「香り」と「飲み応え」を両立したビール
伽羅の魅力を一言で表すなら、
「華やかな香りなのに、しっかり飲み応えがあるビール」
だと思います。
香りだけを楽しむタイプではありません。
口に含むと、ふくよかなコクがあり、ホップの苦味もしっかり感じます。
それでいて、ラガーらしいキレの良さがある。
COEDO公式でも、伽羅は「香り、コク、苦味のバランスと飲み応えのIPL」と紹介されています。
実際に飲んでみても、この表現はかなりしっくりきました。
どんな人におすすめ?
香りのあるビールが好きな人
まずおすすめしたいのが、香りを楽しめるビールが好きな人。
一般的なラガービールとは少し違う、ホップ由来の華やかな香りを楽しめます。
特に白葡萄やトロピカルフルーツを思わせる香りに惹かれる人なら、試してみる価値があると思います。
クラフトビールが好きだけど、重すぎるビールは苦手な人
ホップの香りやコクを楽しめるクラフトビールが好きだけれど、重厚な味わいのビールは少し苦手。
そんな人にも、一度試してみてほしいビールです。
伽羅はコクと苦味がしっかりある一方で、公式でも「飲み応えがありながらもきれていく心地よい後味」と紹介されています。
私自身も、味わいには厚みがありながら、最後はスッキリとキレていく印象を受けました。
よなよなエールが好きな人
よなよなエールが好きなら、飲み比べてみるのも面白いと思います。
どちらも香りを楽しめるビールですが、よなよなエールは柑橘系の明るいフルーティーさ、伽羅は白葡萄を思わせる落ち着いた華やかさ。
同じ「香りのあるビール」でも、印象の違いを楽しめます。
逆に、伽羅をおすすめしない人は?
キレの良い淡麗系ビールが好きな人
「ビールは軽快でスッキリした飲み口が好み」という人には、少し違うかもしれません。
伽羅は香りやコクもしっかりしているため、一般的な淡麗系ラガーとは方向性が異なります。
一方で、後味は心地よくキレていくので、味わいに厚みがありながらも、重さだけが残るタイプではありません。
私自身は、グラスに注いで香りや味わいをゆっくり楽しみたいビールだと感じました。
ホップの香りが苦手な人
伽羅はアロマホップの香りが魅力のビール。
そのため、ホップの香りや苦味が苦手な人には、少し個性が強く感じられる可能性があります。
ビールに「香り」を求めない人よりも、香りや味の違いを楽しみたい人向けです。
軽くて爽快なビールだけを求める人
コクや飲み応えがあるので、「軽くてスッキリしたビールだけが好き」という人には向かないかもしれません。
ただし、後味にはしっかりキレがあります。
そのため、重厚なビールというよりは「味わいはしっかり、後味はキレる」というタイプです。
COEDO 伽羅のFAQ
COEDO 伽羅はIPAですか?
いいえ。
伽羅のビアスタイルは「インディア・ペール・ラガー(IPL)」です。
IPA(インディア・ペール・エール)ではなく、ラガータイプのビールであることが大きな特徴です。
COEDO 伽羅のアルコール度数は?
アルコール度数は5.5%です。
一般的なビールと比較して極端に高いわけではありませんが、しっかりとしたコクと飲み応えがあります。
COEDO 伽羅の苦味は強いですか?
IBUは35です。
ホップの香りだけでなく、苦味もしっかり感じられるビールです。
ただ、苦味だけが突出しているわけではなく、麦芽のコクや香りとバランスが取れていると私は感じました。
COEDO 伽羅はどんな香りですか?
COEDO公式では、白葡萄やトロピカルフルーツ、スパイシーな柑橘を思わせる香りとされています。
私自身は、特にフレッシュな白葡萄や白ワインを思わせるような華やかさを強く感じました。
もちろん香りの感じ方には個人差があります。
COEDO 伽羅はよなよなエールと似ていますか?
個人的には「少し似ている」と感じました。
どちらもホップの華やかな香りと麦芽の甘み・コクを楽しめるビールだからです。
ただし、よなよなエールはアメリカンペールエール、伽羅はインディア・ペール・ラガーなので、味わいの方向性は異なります。
私の印象では、よなよなエールが「柑橘系の明るくフルーティーな香り」、伽羅が「白葡萄を思わせる上品で大人びた香り」です。
COEDO 伽羅はどんな料理に合いますか?
COEDO公式では、グリルした肉料理、チーズ、バーベキュー、香り高い料理やリッチなソースを使った料理などとの相性が紹介されています。
個人的にも、軽い料理より、肉料理など少し味のしっかりした料理と合わせてみたいビールだと感じました。
また、香りを楽しみたいなら、まずは料理を合わせず、ビールだけをじっくり味わってみるのもおすすめです。
COEDO 伽羅を飲んだ感想まとめ
COEDO「伽羅」は、私にとってかなり印象に残るビールです。
一番印象的だったのは、フレッシュな白葡萄を思わせるような華やかな香りと、私が飲んで感じたほんのりとした甘み。
COEDO公式でも、白葡萄やトロピカルフルーツを想わせるアロマホップの香りが特徴として紹介されています。
そして、香りだけで終わらず、口に含むとしっかりとしたふくよかなコクがあります。
「香りを楽しむビールなのかな」と思って飲んでみると、意外なほど飲み応えがある。
それなのに、最後はスッキリとキレていく。
このバランスが、私にはとても好印象でした。
よなよなエールと少し似ていると感じましたが、私の中では、
よなよなエール=柑橘系のふわりと優しい、明るいフルーティーさ
伽羅=白葡萄のような大人びた上品さと、少しスパイシーなニュアンス
という違いがあります。
どちらも香りを楽しめるビールですが、伽羅のほうが少し落ち着いた、大人っぽい印象。
「一般的なラガービールとは少し違う、香りやコクのあるビールを飲んでみたい。でも、重厚な味わいだけのビールは苦手」
そんな人なら、一度試してみるのも面白いと思います。
私自身は、グラスに注いで香りを楽しみながら、ゆっくり味わいたい一杯だと感じました。
華やかな香り、ふくよかなコク、そして最後のキレ。
この3つを一緒に楽しめるのが、COEDO「伽羅」の魅力だと思います。
※本記事の味わいや香りに関する記述は、筆者個人の感想です。味覚や香りの感じ方には個人差があります。
私が実際に飲んだお酒をまとめています
ビールやワインなど、これまで私が実際に飲んで「これは美味しい」と感じたお酒を、こちらの記事にまとめています。
今回紹介したCOEDO「伽羅」のように、香りやコク、飲み口にはそれぞれ個性があります。
「次はどんなビールを飲もうかな?」と探している方は、ぜひこちらもご覧ください。
私が実際に飲んで感じた味わいを中心に紹介していますので、お酒選びの参考になれば嬉しいです。
→ 私が実際に飲んだお酒のまとめはこちら
