はじめに
気分のいい週末。
少し時間に余裕がある夜。
そんな日に「いつもと違うビール」を飲んでみませんか?
今回紹介するのは、ベルギーを代表するトラピストビールのひとつ シメイレッド(CHIMAY RED)。
赤みがかった美しいブラウンカラー。
乾しぶどうを思わせるフルーティーな香り。
カラメルのような甘く香ばしいニュアンス。
そして、甘みと苦みの絶妙なバランス。
派手さではなく、落ち着いた高級感を楽しめるビールです。
実際に飲んでみると、「じっくり味わうためのビール」という表現がぴったりでした。

結論
シメイレッドはこんな人におすすめです。
- クラフトビールを気軽に試してみたい
- 苦味だけが強いビールより、甘みやコクも楽しみたい
- 甘みと苦みのバランスを楽しみたい
- ゆっくり味わうお酒が好き
- ベルギービールを試してみたい
一言でいうと、
「私がシメイシリーズで最もバランスが良いと感じた、最初の1本にもおすすめしたいビール」
です。
シメイレッドとは?
シメイレッドは、ベルギーのスクールモン修道院で造られているトラピストビールです。
シメイシリーズの中では最も歴史が古く、現在のシメイブルーやシメイホワイトにつながる、いわばシメイシリーズの原点ともいえる存在です。
濃い赤褐色の色合いと、フルーティーな香り、ほどよい甘みと苦みを楽しめるのが特徴。
長い歴史を持つトラピストビールならではの、落ち着いた味わいを楽しめます。
トラピストビールとは?
トラピストビールとは、トラピスト修道会に属する修道院が、一定の基準に基づいて造るビールのことです。
単に「修道院で造られているビール」というだけではなく、トラピストビールとして認められるためには、修道院の監督下で製造されることや、ビールによる収益が修道院の維持や慈善活動などに役立てられることなど、一定の条件があります。
そのため、トラピストビールには、味わいだけでなく修道院の歴史や文化を感じられるのも魅力です。
代表的な特徴としては、
- 修道院と深く結びついた伝統
- 独自の製法による個性的な味わい
- 修道院の活動を支える仕組み
- 長い歴史を持つ銘柄が多い
といった点が挙げられます。
大量生産の一般的なビールとは少し違った背景を知ると、一杯の味わいがさらに興味深く感じられます。
基本情報
| 商品名 | シメイレッド(CHIMAY RED) |
|---|---|
| 原産国 | ベルギー |
| 種類 | トラピストビール |
| アルコール度数 | 7% |
| 容量 | 330ml |
| 色 | 赤褐色(ブラウン) |
| 特徴 | 甘みと苦みのバランスが良い |
実際に飲んだ感想
赤みがかった濃いブラウンが美しい
グラスに注ぐと、深みのある赤褐色。
光に透かすとルビー色にも見えます。
見た目からすでに特別感があります。

乾しぶどうのようなフルーティーな香り
まず感じたのは、
レーズンやドライフルーツのような甘い香り。
その奥にカラメルのような香ばしさがあります。
香りだけでも十分楽しめるビールです。
甘みと苦みのバランスが絶妙
シメイレッド最大の魅力は、私が感じた甘みと苦みのバランスです。
甘みが前面に出すぎるわけでもなく、苦味だけが強く主張するわけでもありません。
ほどよい甘みと苦み、そしてコクが重なり、全体としてきれいにまとまっているように感じました。
苦味の強さだけを楽しむビールよりも、甘みやコクを含めた複雑な味わいを楽しみたい方には、試してみてほしい一本です。
アルコール7%でもまろやかに感じる
アルコール度数は7%。
数字だけを見ると一般的なラガービールより高めですが、実際に飲んでみると、アルコールの刺激が前面に出るような印象はありませんでした。
むしろ、麦芽由来のコクや甘みと一体になった、まろやかな飲み心地。
もちろんアルコール度数は高めなので、ゴクゴク飲むというより、少しずつ味わいながら楽しみたいビールです。
「7%だから重そう」と思っていた私には、意外と飲みやすく感じられました。

少しだけ感じるスパイス感
後味にはベルギービールらしいスパイシーさもあります。
主張は強くありません。
甘み、コク、香ばしさを引き締める名脇役のような存在です。
落ち着いた高級感がある
派手な香りや強烈な個性で勝負するビールではありません。
全体が上品にまとまっています。
だからこそ、
- 読書しながら
- 音楽を聴きながら
- 一人でゆっくり過ごしながら
そんな時間によく合います。
シメイブルー・ホワイトとの比較
| 銘柄 | 私が感じた特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| シメイレッド | 甘み・苦み・コクのバランスが魅力 | シメイを初めて飲む人 |
| シメイホワイト | ホップ由来の香りと苦み、爽やかな飲み心地 | 香りや苦みを楽しみたい人 |
| シメイブルー | 濃厚で重厚感のある味わい | 深いコクや熟成感を楽しみたい人 |
シメイシリーズは、それぞれ方向性が違います。
私個人としては、
「どれか1本だけ選ぶならシメイレッド」
です。
突出した個性を楽しむというより、甘み、苦み、コク、香りがバランスよくまとまっているところに魅力を感じました。
もちろん、濃厚な味わいが好きならブルー、香りや苦味を楽しみたいならホワイトという選び方もできます。
メリット
- 甘みと苦みのバランスが良い
- レーズンやドライフルーツを思わせるフルーティーな香り
- コクがありながら、アルコールの刺激が前面に出にくい
- 7%のアルコール度数でも、まろやかに感じられる
- トラピストビールを初めて試す候補として選びやすい
デメリット
- ラガービールの爽快感は少ない
- 国産ビールより価格は高め
- ごくごく飲むタイプではない
こんな日に飲みたい
- 週末にゆっくりお酒を楽しみたいとき
- 一人で落ち着いた時間を過ごしたい夜
- 読書や音楽のお供
- いつもとは違うビールを飲みたいとき
- チーズやナッツと合わせて楽しみたいとき
冷たいラガービールをゴクゴク飲むというより、少しずつ味わいながら楽しみたい日に向いていると感じました。
まとめ
シメイレッドは、
「派手ではないけれど、じっくり飲むほど味わい深さを感じられるビール」
でした。
レーズンやドライフルーツを思わせるフルーティーな香り。
カラメルのような甘く香ばしいニュアンス。
そして、甘みと苦み、コクが重なったバランスの良い味わい。
シメイシリーズの中でも歴史の古い銘柄で、現在のシメイブルーやシメイホワイトにつながる存在でもあります。
私自身は、シメイシリーズを1本だけ選ぶならシメイレッド。
突出した個性よりも、全体のまとまりの良さに魅力を感じました。
いつものビールとは少し違う、ゆっくり味わえる一杯を探している方は、ぜひ一度試してみてください。
お酒選びで迷ったら、私の愛飲アルコールもどうぞ
シメイレッドのように「ゆっくり味わう一杯」が好きな方へ。
ビールやワイン、ウイスキーなど、実際に飲んで気に入ったお酒をまとめています。
次の一本探しの参考になればうれしいです。
