香川県・小豆島を代表する観光スポット「二十四の瞳映画村」。
昭和初期のノスタルジックな町並みと穏やかな瀬戸内海が広がるこの場所は、一歩足を踏み入れるだけでタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。
本記事では、映画村の基本的な魅力はもちろん、一見意外に思える「なぜ映画村に海洋堂のギャラリーがあるのか?」という背景にあるこだわりまで、現地を訪れて感じたリアルな空気感とともにお届けします。
潮の香りと、胸を締め付けるノスタルジー
村内に張り巡らされた細い路地を歩くと、どこからか心地よい潮の香りが漂ってきます。
木造の家屋、黒ずんだ板壁、レトロな看板——。
決して派手さはありません。
しかし、余計な装飾を削ぎ落としたその静かな佇まいを見つめていると、ここにある人々の暮らしの営みが、じわりと五感に伝わってきるようです。
ふと足を止め、播磨灘(はりまなだ)【瀬戸内海】の穏やかな青い海を眺める。
その瞬間に込み上げてくる、言葉にできない「懐かしさで胸がキュッとなる感覚」。
これこそが、映画村という空間が持つ唯一無二の魅力です。
デジタルな情報に囲まれた日常から離れ、シンプルな景色に身を置くことで、心が静かに満たされていくのを感じます。



映画村に佇む「海洋堂」ギャラリー、その意外な親和性
映画村のゲートをくぐり、すぐ左手に見えてくるのが「海洋堂」のギャラリーです。昭和の映画の世界観の中に、突如として現れるゴジラや『北斗の拳』などの精巧なフィギュアたち。
一見すると、少し異質な組み合わせに思えるかもしれません。
しかし、なぜこの映画村に海洋堂があるのか。
その背景を知ると、この配置が必然であることが見えてきます。
それは、「日本が世界に誇るトップクラスのポップカルチャー(コンテンツ)を、この小豆島から世界へ発信したい」という、映画村側の強い情熱とアプローチによるものです。
展示されているフィギュアを間近で見つめると、そのディテールの緻密さに圧倒されます。
毛並みの一本一本、皮膚の質感、今にも動き出しそうなポージング。
そこにあるのは、妥協を許さない「本物志向」の造形美です。
かつて日本の映画人たちが情熱を傾けて名作『二十四の瞳』を作り上げたように、現代の職人たちが魂を込めてフィギュアを生み出す。
形は違えど、根底にある「ものづくりへの純粋な情熱」は完全にシンクロしています。
このギャラリーは、新旧の「日本の本物」が交差する非常に贅沢な空間なのです。



潮の香りが漂う細い路地。
昭和の時代にタイムスリップしたかのようです。
映画のセットとはいえ、本物が持つ質感が再現されていて、懐かしさで胸がキュッとなるような不思議な感覚を味わえます。



奥に進み海岸に出ます。
瀬戸内海の穏やかな青い海を見ることができます。


メインの「二十四の瞳 映画村 岬の分教場」です。
レトロな校舎の雰囲気がとてもよいです。
この建物は「ロケセット」で、映画村から車で数分の場所にある「苗羽尋常小学校田ノ浦分校」を模したものです。
この本物の小学校も見学が可能です。
↓↓
小豆島観光【岬の分教場】(二十四の瞳)名文学の舞台を訪ねて





見晴らし展望室へ。


スタッフさんが育てる畑と「せんせあそぼ」の像を見ながら帰りました。


所要時間は見学のみで1時間半程度でしょうか。カフェなど楽しみたい方は2時間半程度かな。
レトロな雰囲気と瀬戸内海に心が癒されましたー😺

二十四の瞳映画村・基本情報
| 名称 | 二十四の瞳映画村(にじゅうしのひとみえいがむら) |
|---|---|
| 所在地 | 〒761-4424 香川県小豆郡小豆島町田浦甲931 |
| 営業時間 | 9:00 〜 17:00 |
| アクセス | 土庄港から車で約45分 / 坂手港から車で約15分 ※池田港や草壁港からの路線バス、またはオリーブビーチからの「渡し舟」の利用も風情がありおすすめです。 |
| 公式サイト | 二十四の瞳映画村 公式HP |
ご案内:
※上記の情報は執筆時点のものです。営業時間やイベント情報などは変更になる場合がありますので、お出かけの際は事前に公式サイトをご確認ください。