
いざ、小豆島へ。
日常の喧騒から少しだけ距離を置き、五感を心地よく満たしてくれる島旅の始まりです。
今回利用したのは、瀬戸内をゆったりと進む「小豆島フェリー」。
あの大きな船体に吸い込まれるように乗船する瞬間から、もう旅のクライマックスが始まっていると言っても過言ではありません。
一歩足を踏み入れると、そこには広々とした快適な空間が広がっています。

新幹線や飛行機のようなスピードはありません。しかし、だからこそ味わえる「アナログな時間の流れ」がそこにはありました。

船内で食べるうどんは、なぜ「異常に美味しい」のか
船内には売店があり、たこ焼きやスナック菓子、コーヒーなどが用意されていますが、ここで絶対に外せないのが「うどん」です。
さっそく、お目当ての一杯を購入。

出汁の優しい香りが、旅情をさらにかき立てます。
それにしても、船内で食べるうどんがこれほどまでに「異常に美味しく感じる」のはなぜでしょうか。
どこかノスタルジックな空間、窓の外を穏やかに流れる景色、そしてこれから始まる旅への期待感。そんな目に見えないスパイスが、一杯のうどんを何倍も特別なものに仕立て上げているのかもしれません。
どなたか、この美味しさの明確な理由を知っている方がいれば、ぜひ教えてほしいものです。
心地よい潮風と瀬戸内海の絶景に癒されるデッキ
お腹を満たした後は、階段を上がってデッキへと向かいます。


瀬戸内海の穏やかな海を滑るように進むフェリーは、まさに「動く特等席」。
デッキに出ると、遮るもののない360度の青い世界と、心地よい潮風が全身を包み込んでくれます。




流れる島々の美しさをただ眺めているだけで、頭の中の雑音が引き算され、心がすっと軽くなっていくのを感じます。
(※季節や時間帯によっては少し肌寒く感じることもあるので、羽織るものが一枚あると安心ですね。)
少しずつ近づく島を眺める、フェリーだけの贅沢な1時間
目的地が少しずつ、少しずつ大きくなっていくワクワク感。これは飛行機や新幹線の「ワープ」するような移動では決して味わえない、フェリーならではの贅沢なグラデーションです。
五感をフルに使って楽しんだ、贅沢な約1時間の船旅。
タイパ(タイムパフォーマンス)を追い求める日常から一歩身を引いて、あえて時間をかける。そんな「移動そのものを愛せる旅」の豊かさを、改めて実感したひとときでした。
