「リースリングを飲んでみたいけれど、酸味が強そう……」
「ドイツワインって、甘いものが多いのかな?」
そんな方に、ぜひ一度飲んでみてほしい白ワインがあります。
今回ご紹介するのは、ドイツ・モーゼルのゲブリューダー・シュテッフェンが造る「ピースポーター・ミヒェルスベルク リースリング カビネット 2024」です。
リースリング100%で造られた、やや甘口タイプの白ワイン。
実際に飲んでみると、青リンゴやピーチを思わせるフレッシュな果実味があり、ライムのような柑橘系の爽やかさも感じられました。
リースリングらしい酸味はしっかりありますが、私には酸味の角が立たず、丸く感じられます。
そして、やや甘口でありながら、後味はすっきり。
果実の甘みと爽やかな酸味がうまく調和していて、とても飲みやすいリースリングだと感じました。
また、リースリングについて語られることのある「ペトロール香」も、私が飲んだボトルではほとんど感じませんでした。
「白ワインは酸っぱすぎるものが苦手」
「甘すぎるワインもちょっと苦手」
そんな方にも、一度試してほしいと思えるバランスのよい一本です。
この記事では、実際に飲んだ感想を中心に、リースリングの特徴やペトロール香、飲み頃温度、料理とのペアリングなどをご紹介します。

ゲブリューダー・シュテッフェン リースリング カビネットの基本情報
今回飲んだワインの正式名称は、「ピースポーター・ミヒェルスベルク リースリング カビネット 2024」です。
ドイツ・モーゼル地方のピースポート村にあるミヒェルスベルクで造られたリースリングで、リースリング100%の白ワインです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ワイン名 | ピースポーター・ミヒェルスベルク リースリング カビネット |
| 生産者 | ゲブリューダー・シュテッフェン |
| 生産国 | ドイツ |
| 産地 | モーゼル |
| 地区 | ベライヒ・ベルンカステル |
| 品種 | リースリング100% |
| タイプ | 白ワイン |
| 味わい | やや甘口 |
| ヴィンテージ | 2024年 |
| アルコール度数 | 8.5% |
| 容量 | 750ml |
| 飲み頃温度 | 6℃ |
| 格付 | カビネット |
| キャップ | スクリューキャップ |
モトックスの商品情報では、希望小売価格は2,000円(税抜)とされています。
※ヴィンテージや販売価格などの商品情報は変更される場合があります。購入前に販売ページの商品情報をご確認ください。

リースリングとは?
リースリングは、ドイツを代表する白ブドウ品種のひとつです。
青リンゴや洋梨、ピーチ、柑橘類などを思わせる、爽やかで透明感のある果実味が魅力です。
また、リースリングは酸味がしっかりと感じられるワインが多いことでも知られています。
ただし、リースリングといっても、すべてが同じ味わいではありません。
すっきりとした辛口から、今回のようなやや甘口、さらに甘口のワインまで、幅広いスタイルがあります。
今回の「ピースポーター・ミヒェルスベルク リースリング カビネット 2024」は、公式の商品情報では「やや甘口」。
実際に飲んでみても、青リンゴやピーチを思わせる果実味の中に、ほんのりとした甘みを感じます。
一方で、リースリングらしい爽やかな酸味があるため、甘さが重たく感じられません。
この「果実の甘み」と「爽やかな酸味」のバランスが、このワインの大きな魅力だと感じました。
ペトロール香とは?リースリングで語られる独特の香り
リースリングについて調べていると、「ペトロール香」という言葉を目にすることがあります。
ペトロール香とは、石油や灯油、ガソリンなどを思わせる独特の香りを表現するときに使われる言葉です。
リースリングでは、熟成したワインなどで感じられることがあります。
この香りを「リースリングらしい個性」として楽しむ人もいれば、少し苦手に感じる人もいます。
私自身、リースリングを飲むときには、この独特の香りがどの程度感じられるのかも気になるポイントです。
今回飲んだゲブリューダー・シュテッフェンのリースリングでは、私にはペトロール香はほとんど感じられませんでした。
そのため、リースリングには興味があるけれど、石油のような独特の香りが少し心配という方にも、比較的試しやすいワインだと思います。
もちろん香りの感じ方には個人差がありますので、あくまで私が今回飲んだボトルで感じた印象です。
ゲブリューダー・シュテッフェンとは?
ゲブリューダー・シュテッフェンは、ドイツ・モーゼル地方のトリッテンハイム村を拠点とするワイナリーです。
1794年以来、モーゼルでワイン造りの歴史を重ねてきた生産者で、現在も家族経営の醸造所として知られています。
今回の「ピースポーター・ミヒェルスベルク リースリング カビネット」は、そんなゲブリューダー・シュテッフェンが造るリースリングです。
モーゼルらしいリースリングの魅力を、比較的手に取りやすい価格帯で楽しめるところも、このワインの魅力だと思います。
実際に飲んでみた感想|フルーツの透明感が心地よい
グラスに注ぐと、淡い色合いの美しい白ワインです。
香りはとてもフレッシュ。
まず感じたのは、青リンゴやピーチのようなフルーティーな香りです。
そこにライムのような柑橘系の爽やかさと、ほのかな花を思わせるニュアンスも感じられました。
香りからして、とても親しみやすい印象です。
ひと口飲んでみると、青リンゴやピーチを思わせる果実味が口の中に広がります。
果実味はしっかり感じられますが、重たくありません。
そして、リースリングらしい爽やかな酸味があります。
私がこれまで飲んだリースリングの中には、酸味がかなり鋭く感じられるものもありました。
しかし、このワインは違います。
私には、酸味の角が立たず、丸く感じられました。
「酸味はある。でも酸っぱいだけではない。」
そんな印象です。
やや甘口らしい果実の甘みがありながら、酸味が全体を引き締めてくれます。
そのため、甘ったるい印象にはなりません。
この果実味と酸味のバランスが、とても素晴らしいと思いました。

やや甘口なのに、後味はすっきり
このワインを飲んでいて面白いと感じたのが、やや甘口でありながら、後味がとてもすっきりしていることです。
青リンゴやピーチを思わせる果実味には、ほんのりとした甘みを感じます。
しかし、リースリングらしい爽やかな酸味があるため、甘さだけが残る感じではありません。
口の中に残るのは、むしろ爽やかさ。
「甘いワインは好きだけれど、甘ったるいワインは苦手」
そんな方にも、このバランスは試してみる価値があると思います。
私自身、甘みのある白ワインは料理との合わせ方が難しいと感じることがあります。
ところが、このリースリングは酸味がしっかりしているため、食事と一緒に飲んでも重たく感じにくい。
やや甘口と爽やかな酸味。
この組み合わせが、このワインの魅力だと感じました。
上質なミネラル感がある
このワインの魅力は、果実味と酸味だけではありません。
私が飲んでいて印象に残ったのが、すっと伸びるようなミネラル感です。
ここでいうミネラル感は、単純に「ミネラルの味がする」という意味ではありません。
ワインに立体感や清涼感、キレのよさを感じさせるような感覚です。
青リンゴやピーチのような果実味がありながら、味わいがぼやけない。
そこに爽やかな酸味と、すっとしたミネラル感が加わることで、全体がきれいにまとまっているように感じました。
個人的には、このすっきりした飲み口がかなり好みです。
飲み疲れしにくい、日常にちょうどいい白ワイン
私がこのワインを飲んで特に感じたのは、飲み疲れしにくいことです。
やや甘口のワインですが、酸味がしっかりしているため、甘さが重たく感じられません。
さらにアルコール度数も8.5%と比較的低め。
そのため、食事をしながらゆっくり楽しむのにも向いていると思います。
ワインには、最初の一杯はおいしくても、飲み進めると甘みや酸味、アルコール感が強く感じられるものがあります。
しかし、このリースリングは、私には果実味と酸味のバランスがよく、自然にグラスが進む味わいでした。
「もう一杯飲みたい」と思える、親しみやすい白ワインです。
特別な日に飲む高級ワインももちろん素晴らしいですが、普段の食卓で気軽に楽しめるワインも大切です。
その意味で、このワインはデイリーワインとしてかなり優秀だと個人的には思います。
「カンフーガール」もいいけれど、日常用ならこちらもおすすめ
リースリングが好きな方なら、アメリカ・ワシントン州の「カンフーガール」を思い浮かべる方もいるかもしれません。
私もカンフーガールは魅力的なリースリングだと思っています。
ただ、リースリングを普段の食事と一緒に気軽に楽しみたいなら、今回のゲブリューダー・シュテッフェンも非常に魅力的です。
「リースリングを飲んでみたい」
「フルーティーで飲みやすい白ワインがいい」
「甘みはほしいけれど、甘ったるいワインは苦手」
そんな方には、こちらのリースリングが合うと思います。
カンフーガールとはまた違った魅力がありますが、日常の食卓で気軽に飲むという意味では、私は今回のゲブリューダー・シュテッフェンを選びたくなります。
希望小売価格は2,000円(税抜)なので、比較的手に取りやすい価格帯なのも魅力です。
※販売価格は店舗や時期によって異なる場合があります。
ワイン初心者にもおすすめできる理由
ワイン初心者の方が白ワインを選ぶとき、酸味が強すぎるワインや、香りにクセがあるワインは少しハードルが高いことがあります。
その点、このリースリングは非常に親しみやすい味わいです。
- 青リンゴやピーチのようなフルーティーな香り
- ライムのような爽やかな柑橘系のニュアンス
- ほのかな花のような香り
- 私には丸く感じられた酸味
- やや甘口らしい果実の甘み
- すっきりした後味
- 私にはほとんど感じられなかったペトロール香
特に、甘みと酸味のバランスがよいところがポイントです。
甘みがあることで飲みやすく、それでいて酸味があることで後味が重たくなりません。
「白ワインは酸っぱくて苦手」と思っている方にも、一度試してほしいと思います。
もちろん、ワインの味わいの感じ方には個人差があります。
あくまで私自身が飲んでみて、「これは初心者にも紹介しやすい」と感じたワインです。
おすすめの飲み頃温度
このワインのおすすめの飲み頃温度は、**6℃**です。
しっかり冷やすことで、リースリングらしい爽やかな酸味と、青リンゴやピーチを思わせるフレッシュな果実味を楽しみやすくなります。
私の場合は、最初はしっかり冷やして爽やかに楽しみ、少しずつ温度が上がっていく過程で香りや果実味の変化を楽しむのもおすすめです。
冷えた状態では爽やかさが際立ち、少し温度が上がると果実の香りがより感じやすくなるように思います。
一杯を一気に飲むのではなく、時間をかけて味わいの変化を楽しむのも、リースリングの面白さだと思います。
おすすめのペアリング
フレッシュな果実味と爽やかな酸味、そしてやや甘口という特徴を持つこのリースリングは、食事との相性もよいワインです。
個人的には、濃厚すぎる料理よりも、魚介や鶏肉など、素材の味を生かした料理と合わせるのがおすすめです。
白身魚の料理
白身魚のソテーやカルパッチョなどとは、特に相性がよいと思います。
ワインの爽やかな酸味が魚料理の味わいを引き締め、フレッシュな果実味が料理を華やかにしてくれます。
バターを使った白身魚のソテーなら、ワインの酸味が後味をすっきりさせてくれるので、合わせやすいと思います。
魚介料理
エビやホタテ、貝類などの魚介料理にもおすすめです。
魚介の旨味を楽しみながら、ワインの爽やかな酸味で口の中をリフレッシュできます。
特に、レモンやハーブを使った魚介料理なら、このリースリングの柑橘系の爽やかさとも相性がよいと思います。
鶏肉料理
鶏肉のソテーやハーブを使った料理にも合わせやすいと思います。
特にレモンやハーブを使った鶏肉料理なら、ワインの爽やかな果実味や酸味とよく合います。
甘みのあるワインなので、少しスパイスを効かせた鶏料理に合わせてみるのも面白そうです。
チーズ
チーズとの組み合わせもおすすめです。
フレッシュチーズや、比較的クセの穏やかなチーズなら、ワインの果実味とチーズのコクを一緒に楽しめます。
やや甘口のリースリングなので、塩味のあるチーズと合わせることで、ワインの甘みがより引き立つ組み合わせも楽しめそうです。
アジア料理にも
このワインは、アジア料理との組み合わせも面白いと思います。
やや甘口のリースリングは、少し甘辛い味付けの料理とも合わせやすく、爽やかな酸味が料理の後味をすっきりさせてくれます。
例えば、エビチリ、八宝菜、甘酢を使った料理など。
少し辛味のある料理と合わせると、ワインの果実味や甘みがより魅力的に感じられることもあります。
個人的には、この「やや甘口+爽やかな酸味」という特徴は、和食だけでなくアジア料理との相性にも期待できると思います。
こんな人におすすめ
- ワイン初心者でも飲みやすい白ワインを探している人
- フルーティーな白ワインが好きな人
- 青リンゴやピーチのような果実味が好きな人
- 酸味が強すぎる白ワインが苦手な人
- やや甘口の白ワインが好きな人
- 甘すぎず、爽やかな白ワインを探している人
- ペトロール香が強いリースリングが苦手な人
- 毎日の食事に合わせやすい白ワインを探している人
- アルコール度数が高すぎないワインを探している人
- 飲み疲れしにくいワインが好きな人
- リースリングの魅力を気軽に楽しみたい人
- 2,000円前後で楽しめるドイツワインを探している人
こんな人にはおすすめしないかも
- 非常に濃厚で重厚な白ワインが好きな人
- 強い樽香のある白ワインを求めている人
- キリッとした完全な辛口白ワインが好きな人
- 濃厚な甘口デザートワインを探している人
- リースリング特有のペトロール香を強く楽しみたい人
今回のワインは、やや甘口で果実味があり、爽やかな酸味とのバランスを楽しむタイプです。
そのため、非常に辛口でシャープな白ワインや、濃厚な甘口ワインを求めている方には、少しイメージが違うかもしれません。
ただし、ワインの味わいの感じ方には個人差があります。
今回ご紹介した感想は、あくまで私が実際に飲んで感じた印象です。
まとめ|親しみやすいリースリングを飲んでみませんか?
ゲブリューダー・シュテッフェンの「ピースポーター・ミヒェルスベルク リースリング カビネット 2024」は、リースリングの魅力を気軽に楽しめる、親しみやすい白ワインでした。
青リンゴやピーチを思わせるフレッシュな果実味。
ライムのような爽やかな柑橘系のニュアンス。
そして、やや甘口らしい心地よい甘み。
そこにリースリングらしい爽やかな酸味が加わることで、甘さが重たくならず、後味はすっきりしています。
私には、この酸味がとても印象的でした。
酸味はしっかりと感じられるのに、トゲトゲしくありません。
「酸味に丸みがある」
そんな印象で、とても飲みやすく感じました。
さらに、私が飲んだボトルではペトロール香もほとんど感じられず、リースリング初心者にも紹介しやすいワインだと思いました。
アルコール度数は8.5%。
やや甘口で飲みやすく、食事にも合わせやすい。
そして希望小売価格は2,000円(税抜)。
特別な日にじっくり楽しむだけでなく、普段の食卓で気軽に楽しむデイリーワインとしても魅力的です。
個人的には、
「リースリングを飲んでみたいけれど、酸味が強そう」
「甘口ワインは好きだけれど、甘すぎるものは苦手」
という方に、ぜひ一度試してほしい一本です。
フルーティーで、爽やかで、ほんのり甘い。
それでいて、酸味が味わいをきれいに引き締めてくれる。
そんなバランスのよさが、このリースリングの魅力だと感じました。
リースリング初心者の方にも、ぜひ一度飲んでみてほしい白ワインです。
よくある質問(FAQ)
ゲブリューダー・シュテッフェンのリースリングは甘口ですか?
今回紹介している「ピースポーター・ミヒェルスベルク リースリング カビネット 2024」は、公式の商品情報では「やや甘口」です。
実際に飲んでみても、青リンゴやピーチを思わせる果実味の中に、ほんのりとした甘みを感じました。
ただし、爽やかな酸味があるため、甘さが重たく残る印象ではありません。
酸味は強いですか?
リースリングらしい爽やかな酸味はしっかり感じられます。
ただ、私が飲んだ印象では、酸味にトゲがなく、丸く感じられました。
酸っぱい白ワインが苦手な方にも、比較的試しやすい味わいだと思います。
ペトロール香はありますか?
私が飲んだボトルでは、ペトロール香はほとんど感じませんでした。
ただし、香りの感じ方には個人差があります。
「ペトロール香がまったくない」と断定するのではなく、あくまで今回私が飲んだボトルでは、ほとんど感じなかったという感想です。
ワイン初心者にもおすすめですか?
はい、個人的にはおすすめです。
青リンゴやピーチのようなフルーティーな果実味がわかりやすく、やや甘口で飲みやすい一方、爽やかな酸味もあるため、甘ったるく感じにくいところが魅力です。
どのくらい冷やして飲むのがおすすめですか?
メーカー・販売元の商品情報では、飲み頃温度は6℃とされています。
しっかり冷やして爽やかに楽しむのがおすすめです。
また、少しずつ温度が上がるにつれて香りや果実味の変化を楽しむのもおすすめです。
どんな料理に合いますか?
白身魚、魚介料理、鶏肉料理、チーズなどと合わせやすいと思います。
また、やや甘口で爽やかな酸味があるため、甘辛い味付けの料理やアジア料理との組み合わせも面白いと思います。
アルコール度数はどのくらいですか?
2024年ヴィンテージのアルコール度数は8.5%です。
一般的なワインと比べてアルコール度数が低めなので、個人的には食事と一緒にゆっくり楽しみやすいワインだと感じました。
デイリーワインとしておすすめですか?
個人的には非常におすすめです。
やや甘口の果実味と爽やかな酸味のバランスがよく、飲み疲れしにくいと感じました。
希望小売価格も2,000円(税抜)なので、普段の食事と一緒に楽しむワインとしても選びやすいと思います。
※実際の販売価格は店舗や時期によって異なる場合があります。
私のおすすめのお酒をまとめています
ビールやワイン、日本酒など、実際に飲んで「これは美味しい」と感じたお酒を中心に、私のおすすめをまとめています。
特別な日に飲みたいお酒から、日常の晩酌で楽しみたいお酒まで、実際に飲んだ感想をもとに紹介しています。
今回のリースリングが気になった方はもちろん、「次に飲むお酒を探している」という方にも参考にしていただけると思います。
お酒選びで迷っている方は、ぜひこちらもご覧ください。
