「手入れが楽だから」という理由だけで、人工的な素材に囲まれて暮らすのは、どこか味気ない気がしませんか?
今回ご紹介するのは、天然木製のウッドデッキ。
主流の人工木(樹脂製)にはない柔らかな質感や、夏でも熱くなりすぎない素足への優しさ。
そして何より、歳月とともに銀灰色へと移ろう姿を「劣化」ではなく「味わい」として愛でる贅沢があります。
実際に使ってみて分かった、その魅力と向き合い方を綴ります。
私は購入前に人工木のウッドデッキとも比較しました。
しかし最終的に天然木を選んだ理由は、「本物の木の質感」と「経年変化を楽しめること」。
実際に数年間使用して感じたメリット・デメリットを、写真付きで正直にレビューします。
基本スペック
| 商品名 | 天然木製システムサンデッキ 90×90cm+ステップセット |
|---|---|
| サイズ | デッキ90×90cm、ステップ付き |
| 素材 | 天然木 |
| 組立 | 必要(簡単組立) |
| 設置方法 | 置くだけ設置 |
| おすすめ度 | ★★★★★ |

天然木と人工木はどちらがおすすめ?
| 比較項目 | 天然木 | 人工木 |
|---|---|---|
| 質感 | ◎ 本物の木の風合い | ○ 木目調 |
| 夏の熱さ | ○ | △ 熱くなりやすい |
| メンテナンス | △ 必要 | ◎ 少ない |
| 経年変化 | ◎ 味になる | △ 劣化しやすい |
私は天然木を選びました。
多少手間はかかりますが、それ以上に木の温もりや経年変化の魅力が大きいからです。
グラつかない
一番気に入っているのは、大人が歩いても全然グラつかないことです。
使ってみると思ったより弱かったりするこの系統の商品ですが、これは違います。
組み立て簡単で、基礎はなく、置いてあるだけなのに、全くグラつきがなく丈夫です。
ちなみに我が家は人工芝です。
天然木の温かみ
やはり天然木の滑らかな質感、味わいのある木目は愛着が湧きます。
庭に合うのは天然木ですね。
植物や庭の緑との相性が抜群で、高級感を演出できます。
また夏場でも人工木ほど熱くなりすぎず、素足で歩いた時の感触が非常に心地よいのも良いです。

天然木ゆえの弱点も
天然木を外に置いておくので、やはり避けられない弱点はあります。
画像のように色が落ちてきています。
定期的に塗り直し等が必要でしょう。
次はどんな色で塗り直そうか、そんな手間さえも季節の行事のように楽しめたらと思っています。
だからこそ愛着が湧くのですね。
また、木材特有のささくれが気になる場合があります。
ただし、紙やすりやオイルメンテナンスで十分対応できる範囲でした。
こんな人におすすめ
このウッドデッキは次のような方におすすめです。
・人工木ではなく天然木の風合いを楽しみたい
・庭をナチュラルな雰囲気にしたい
・しっかりした強度を重視したい
・DIYやメンテナンスも楽しみたい
・経年変化を味として受け入れられる
逆に、完全ノーメンテナンスを求める方には人工木の方が向いているかもしれません。
よくある質問
グラつきはありますか?
我が家では人工芝の上に設置していますが、大人が歩いてもグラつきを感じません。
天然木は腐りませんか?
屋外使用のため経年劣化はありますが、定期的に柿渋やオイルでメンテナンスすることで長く使用できます。
組み立ては難しいですか?
特別なDIY技術は必要なく、比較的簡単に組み立てできます。
人工木とどちらがおすすめですか?
メンテナンス重視なら人工木、質感や経年変化を楽しみたいなら天然木がおすすめです。
ベランダにも設置できますか?
サイズが合えばベランダやテラスにも設置可能です。
まとめ|天然木だからこそ愛着が湧くウッドデッキ
天然木製システムサンデッキは、ただ便利なだけのウッドデッキではありません。
時間とともに変化する木の表情を楽しみながら、自分で手をかけて育てていく楽しさがあります。
確かにメンテナンスは必要です。しかし、その手間さえも愛着へと変わるのが天然木の魅力。
「本物の木に囲まれた庭を作りたい」
そんな方におすすめできるウッドデッキです。
天然木ならではの風合いと、時間とともに深まる愛着。
メンテナンスの手間も含めて楽しみたい方には、きっと満足度の高いウッドデッキだと思います。
我が家の庭づくりについて
このウッドデッキは、我が家の「手入れが楽で一年中美しい庭づくり」の中心的な存在です。
人工芝・常緑樹・鉢植えを組み合わせた庭づくりの全体像は、以下の記事で詳しく紹介しています。
▶︎ 人工芝と鉢植えで作る!ズボラでも美しい庭づくり
柿渋で蘇る、我が家のウッドデッキ。DIYで叶える「愛着」の塗り直し
「天然木の経年変化は愛おしいけれど、やっぱり色が落ちてくると気になる……。」
天然木ウッドデッキの弱点として「色落ち」を挙げましたが、そのメンテナンスについても記載しておきます。
今回使用したのは、伝統的な天然塗料「柿渋」。


- Before: 紫外線と雨風にさらされ、白く乾燥し、本来の色が抜けてしまったウッドデッキとステップ。


- After: 柿渋を丁寧に塗り重ねることで、深みのある、落ち着いた渋い赤茶色へと見事に蘇りました。





人工的な塗料とは違い、柿渋は木目を活かしながら、時間とともにさらに深みを増していくのが特徴です。
塗り直した直後の瑞々しい表情も素敵ですが、ここからまた、我が家の庭に馴染んでいく過程を楽しめるのが、天然素材×天然塗料の醍醐味。
この柿渋の醸し出す風合いは、まさに「経年劣化を愛でる」暮らしにぴったりでした。
少しの手間をかけることで、モノへの愛着はさらに深まります。
みなさんも、この週末は庭の木製品を柿渋で塗り直してみませんか?
柿渋だけでは不十分?仕上げにオイルを塗る理由
さらにオイルを塗って完璧です。
オイルを塗ることで、優れた撥水性と紫外線防止効果が得られ、木材のひび割れや腐食、色褪せを防ぎます。
また、木目を活かした美しい質感や艶を保ち、耐久性を高めて寿命を延ばす効果があります。



天然木ならではの風合いと、時間とともに深まる愛着。
メンテナンスの手間も含めて楽しみたい方には、きっと満足度の高いウッドデッキだと思います。
天然木の温かみを取り入れる一方で、手入れの負担は最小限に。そんな「ズボラでも美しい庭」を両立させるために、我が家では常緑樹と鉢植え、そして人工芝を組み合わせています。
ウッドデッキを含めた、我が家の庭全体のレイアウトや植物選びのこだわりについては、以下の記事にまとめています。理想の庭づくりの参考になれば幸いです。
【内部リンク】人工芝と鉢植えで作る!ズボラでも美しい庭づくり【自宅公開】
