未分類

バラデン ナチオナーレ レビュー|柑橘と紅茶を思わせる香りが elegant。6.5%とは思えない、まろやかなイタリアンビール

※この記事の味や香りについての感想は、あくまで私個人の味覚・嗅覚によるものです。ビールは同じ商品でも、温度やグラス、体調などによって感じ方が変わります。感じ方には個人差がありますので、一つの参考としてお楽しみください。

柑橘系の爽やかさに、どこかほのかな紅茶を思わせる香りが重なる。

そんなエレガントで落ち着いた香りが印象的だったのが、イタリアのクラフトビール「バラデン ナチオナーレ」です。

バラデンのナチオナーレは、イタリア・ピエモンテ州のクラフトブルワリー「Baladin(バラデン)」が造るビール。

最大の特徴は、イタリア産の原料にこだわった「100%イタリア産」のクラフトビールであることです。

そして、個人的に面白いと感じたのが、その味わい。

アルコール度数は6.5%としっかりしているのに、飲んでみるとアルコールの強さが前面に出てこない。

柑橘系の爽やかさがありながら、ヴェデット エクストラホワイトやバラデン イザックのような「小麦を使った白ビール」とは少し違う。

ナチオナーレには、すっきりした飲み口の奥に、はっきりとしたボディがあるように感じます。

今回は、そんなバラデン ナチオナーレを実際に飲んで感じたことを、ヴェデット エクストラホワイトやバラデン イザックとの違いも交えながらレビューしていきます。

バラデン ナチオナーレの基本情報

項目内容
商品名バラデン ナチオナーレ(Nazionale)
ブルワリーBirrificio Baladin(バラデン)
原産国イタリア
スタイルBlonde Ale(ブロンド・エール)
アルコール度数6.5%
IBU30~32
EBC10~12
サービス温度8~10℃
原料水、イタリア産大麦麦芽、イタリア産ホップ、スパイス・柑橘類の皮、砂糖、酵母
特徴100%イタリア産原料にこだわったクラフトビール

※商品仕様や原料などは変更される場合があります。購入時は販売店・メーカーの商品情報もご確認ください。

バラデン ナチオナーレとは?

ナチオナーレは、イタリア・ピエモンテ州のバラデンが造るクラフトビールです。

バラデンは、ナチオナーレを「100%イタリア産」のクラフトビールとして展開しています。

その取り組みは、単に「イタリアで造ったビール」という意味ではありません。

水、大麦麦芽、ホップ、スパイス類、酵母など、ビール造りに使用する原料をイタリアの農業と結びつけ、イタリア国内の原料によるビール造りを目指しているのが大きな特徴です。

公式情報によると、現在のナチオナーレには、アルプスの水、イタリア産の大麦麦芽、バラデンが栽培するイタリア産ホップ、イタリア各地のスパイス、ピエモンテ州ピオッツォの醸造所で培養された酵母などが使われています。

「イタリアらしいビールを造る」というコンセプトそのものが、このビールの魅力の一つと言えるでしょう。

まず感じるのは、複雑で優しい香り

グラスに注いで最初に感じるのは、強烈な香りではありません。

むしろ、複雑なのに優しい香りです。

柑橘系の爽やかな香りがあり、その奥から少しハーブやスパイスを思わせるニュアンスが出てくる。

そして私が特に印象的だと感じたのが、そこに重なる紅茶のような落ち着いた香りです。

もちろん、これは私自身の感じ方です。

バラデンの公式テイスティングでは、ナチオナーレについて柑橘やカモミール、フルーティー、ハーバル、モルティーなニュアンスなどが紹介されています。

そのため、私が「紅茶のよう」と感じた香りも、そうしたハーブや柑橘、花のようなニュアンスが重なって感じられたものなのかもしれません。

いずれにしても、単純な「柑橘系の爽やかなビール」という印象ではありません。

爽やかさの中に落ち着きがある。

これがナチオナーレの香りで私が一番気に入ったところです。

柑橘系の爽やかさと、ほのかな紅茶のような風味

口に含むと、まず柑橘系の爽やかさを感じます。

ただし、ヴェデット エクストラホワイトのような「柑橘が前面に出てくる爽快感」とは少し違います。

ナチオナーレの場合、柑橘の風味がビール全体に馴染んでいるように感じます。

そこに、私には紅茶を思わせるような落ち着いた風味が重なってくる。

この組み合わせが非常にエレガントです。

爽やかでありながら、どこか大人っぽい。

軽快なだけではなく、ゆっくり味わいたくなる雰囲気があります。

バラデン公式もナチオナーレについて、柑橘とカモミール、イタリア産ホップの穏やかな苦味が組み合わさった複雑な味わいとして説明しています。

私自身は、その複雑さの中に「紅茶のようなニュアンス」を感じました。

6.5%とは思えない、まろやかさ

ナチオナーレのアルコール度数は6.5%

ビールとしては、決して低い数字ではありません。

ところが、実際に飲んでみるとアルコールの強さがそれほど前面に出てきません。

むしろ、まろやか。

「6.5%もあるのに、こんなに穏やかに飲めるのか」と感じました。

もちろん、飲み進めればアルコールの存在感はしっかりあります。

ただ、最初の一口から「アルコールが強い!」というタイプではありません。

この度数の高さと、飲み口の穏やかさのギャップが面白いビールです。

酸味は控えめ

私がナチオナーレを飲んで感じたもう一つの特徴が、酸味の控えめさです。

柑橘系の風味があるため、ある程度の爽やかさはあります。

しかし、酸味そのものが強く主張する感じではありません。

そのため、酸味の効いたベルジャン・ホワイト系のビールが少し苦手な人でも、比較的飲みやすいのではないかと思います。

私自身、ナチオナーレでは「柑橘の爽やかさ」と「酸味」を別々に感じました。

爽やかだけれど、酸っぱくない。

このバランスが、ナチオナーレの飲みやすさにつながっているように思います。

ヴェデット エクストラホワイトやイザックと似ている?

ナチオナーレを飲んでいて思い浮かんだのが、ヴェデット エクストラホワイトバラデン イザックです。

どちらも柑橘やスパイスのニュアンスを持つため、方向性として似ているところがあります。

ヴェデット エクストラホワイトは、オレンジピールとコリアンダーを使用したベルギーのホワイトビール。

一方、バラデン イザックも小麦麦芽や小麦を使い、スパイスと柑橘類の皮によって柑橘・スパイスの風味を表現したWitbierです。

ただ、実際に飲み比べると、かなり違います。

ナチオナーレとヴェデット エクストラホワイトの違い

ヴェデット エクストラホワイトは、小麦麦芽を使ったホワイトビールらしい、やや柔らかな口当たりがあります。

そして、オレンジピールとコリアンダーによる柑橘・スパイスの香りが比較的分かりやすい。

飲み口も爽やかで、スッと喉を通り抜けていくような印象があります。

一方のナチオナーレは、私には柑橘系の爽やかさよりも、紅茶のような落ち着いた風味が印象的でした。

そして、ナチオナーレにはヴェデット エクストラホワイトよりも、明確なボディを感じます。

「爽やかに飲み干す」というより、「味わいながら飲みたい」という方向です。

ナチオナーレとバラデン イザックの違い

同じバラデンのイザックとも、面白い違いがあります。

イザックはWitbier(Blanche)で、小麦麦芽と小麦を使用。

公式情報でも、穀物と柑橘の調和、フローラルやスパイスのニュアンスが特徴として紹介されています。

飲んだときの印象としては、やはり小麦由来の柔らかな質感と、微かな酸味を感じやすいタイプ。

それに対してナチオナーレは、小麦由来のとろみがなく、酸味もかなり控えめ

その代わり、モルトやホップ、柑橘、スパイスなどが一体となった、しっかりしたボディを感じます。

個人的には、

イザック=柑橘+小麦+柔らかな口当たり

ナチオナーレ=柑橘+落ち着いた香り+しっかりしたボディ

というイメージです。

同じバラデンのビールでも、かなり個性が違います。

ナチオナーレは「爽やかだけど軽すぎない」

ここが私がナチオナーレを気に入った最大の理由かもしれません。

柑橘系の爽やかさがあるので、第一印象は軽快です。

ところが、飲み進めるとちゃんとボディがある。

そのため、

「軽く飲めるけれど、味わいまで軽いわけではない」

という印象があります。

ヴェデット エクストラホワイトのように、暑い日にゴクゴク飲む爽快感とは少し違う。

ナチオナーレは、ゆっくり香りを楽しみながら飲みたいビールです。

特に、ビールを「喉の渇きを癒す飲み物」だけではなく、香りや味の変化まで楽しみたい人には面白いと思います。

こんな人におすすめ

柑橘系のビールが好きな人

オレンジなどの柑橘系の香りが好きな人なら、ナチオナーレの爽やかな香りを楽しみやすいと思います。

ただし、柑橘の香りだけが強烈に押し出されるタイプではありません。

ホワイトビールは好きだけれど、もう少しボディが欲しい人

ヴェデット エクストラホワイトやイザックのようなホワイトビールが好きだけれど、

「もう少ししっかりした味わいが欲しい」

という人には、ナチオナーレは面白い選択肢です。

香りを楽しみながらビールを飲みたい人

ナチオナーレは、単純な苦味や爽快感だけを楽しむビールではありません。

柑橘、ハーブ、スパイス、モルトなど、複数の香味が重なっています。

私のように、香りをゆっくり楽しみながらビールを飲みたい人には向いていると思います。

アルコール度数が高めでも、まろやかなビールが好きな人

6.5%という数字から想像するよりも、口当たりは穏やか。

「度数はある程度欲しいけれど、アルコールの刺激が強すぎるビールは苦手」という人にも候補になると思います。

こんな人にはおすすめしにくい

とにかく軽快なビールが好きな人

ナチオナーレは、飲み口が爽やかでも味わいそのものは軽すぎません。

キレのあるライトなラガーをゴクゴク飲みたい人には、少し重く感じる可能性があります。

酸味のあるホワイトビールが好きな人

酸味はかなり控えめに感じます。

ヴェデット エクストラホワイトやイザックのような、柑橘と小麦による柔らかな酸味・爽やかさを期待すると、少し違うと感じるかもしれません。

柑橘の強いビールを求めている人

ナチオナーレにも柑橘系の風味はあります。

ただし、私の印象では柑橘だけが主役ではありません。

むしろ、紅茶を思わせる落ち着いた香りや、モルト、ハーブ、スパイスなどの複雑さを楽しむビールです。

「とにかくオレンジ感の強いビールが飲みたい」という人には、別の選択肢のほうが合うかもしれません。

バラデン ナチオナーレを飲んで感じたこと

私がナチオナーレを飲んで一番面白いと思ったのは、爽やかさと落ち着きが同居していることです。

柑橘系の爽やかな香りがある。

それなのに、飲んでみるとどこか落ち着いている。

そして私には、その落ち着きが紅茶のような風味として感じられました。

6.5%というしっかりしたアルコール度数がありながら、飲み口はまろやか。

酸味は控えめで、小麦を使ったホワイトビールのようなとろみはありません。

それでいて、味わいには明確なボディがあります。

このため、ヴェデット エクストラホワイトやイザックと同じ「柑橘・スパイス系」の方向を持ちながら、飲んでみるとかなり違う。

ヴェデットやイザックが「爽やかにスッと飲む」ビールだとすれば、ナチオナーレは「香りとボディをじっくり味わう」ビール。

私にはそんな違いに感じられました。

バラデン ナチオナーレのFAQ

Q. バラデン ナチオナーレのアルコール度数は?

6.5%です。

一般的なラガービールより高めですが、私が飲んだ印象ではアルコールの刺激が強く前面に出るタイプではなく、比較的まろやかに感じました。

Q. ナチオナーレはホワイトビールですか?

厳密には、バラデン公式では**Blonde Ale(ブロンド・エール)**とされています。

ヴェデット エクストラホワイトやバラデン イザックのようなWitbier(ホワイトビール)とはスタイルが異なります。

Q. ナチオナーレは本当に100%イタリア産ですか?

バラデンはナチオナーレを「100%イタリア産」のクラフトビールとして展開しています。

水、大麦麦芽、ホップ、スパイス類、酵母など、イタリア産原料による醸造にこだわっていることが公式に説明されています。

Q. ナチオナーレには柑橘類が使われていますか?

はい。

公式情報では、スパイスと柑橘類の皮を使用しています。

また、バラデンの過去の公式説明では、コリアンダーやイタリア産の柑橘類についても説明されています。

Q. 紅茶が入っているビールですか?

私が感じた「紅茶のような香り・風味」は、あくまで個人的なテイスティング表現です。

紅茶そのものが入っているという意味ではありません。

Q. ヴェデット エクストラホワイトとどちらが飲みやすい?

これは好みによります。

軽快で爽やかに飲みたいならヴェデット エクストラホワイト。

柑橘系の爽やかさに加えて、しっかりしたボディや複雑な香りを楽しみたいなら、私はナチオナーレをおすすめします。

Q. イザックとの違いは?

イザックはWitbierで、小麦麦芽と小麦を使用しています。

一方、ナチオナーレはBlonde Ale。

私の印象では、イザックは小麦由来の柔らかな口当たりと柑橘・スパイスが魅力で、ナチオナーレは酸味やとろみが控えめな一方、より明確なボディと落ち着いた香りを楽しめます。

まとめ|バラデン ナチオナーレは「爽やかさの奥にある複雑さ」が魅力

バラデン ナチオナーレは、単純に「柑橘系で爽やかなビール」と表現してしまうには、少しもったいないビールでした。

柑橘系の爽やかな香り。

そこにハーブやスパイス、モルトのニュアンスが重なり、私にはほのかな紅茶のような落ち着いた香りとして感じられました。

アルコール度数は6.5%としっかりしていますが、それを強く感じさせないまろやかさも魅力。

酸味は控えめで、小麦を使ったホワイトビールのようなとろみはありません。

それでいて、味わいにはしっかりとしたボディがあります。

ヴェデット エクストラホワイトやバラデン イザックと同じように柑橘やスパイスの魅力を持ちながら、ナチオナーレはもっと落ち着いていて、じっくり味わいたくなる。

「爽やかなビールは好き。でも、軽いだけのビールでは物足りない」

そんな人には、ぜひ一度試してほしいビールです。

私自身は、ナチオナーレの魅力を一言で表すなら、

「柑橘の爽やかさに、紅茶を思わせる落ち着きが重なる、エレガントなイタリアンビール」

と表現したいと思います。

※この記事は商品の購入を推奨するものではなく、実際に飲んだ個人の感想をもとに作成しています。飲酒は20歳になってから。飲酒運転は絶対にやめましょう。

私が実際に飲んで紹介している、お酒のレビューはこちら

今回紹介したバラデン ナチオナーレのように、私はビールを中心に、ワインなどのお酒も実際に飲んで、自分が感じた香りや味わいをレビューしています。

「どんな味なのか」「自分の好みに合いそうか」など、購入前の参考になるよう、できるだけ正直な感想を書くようにしています。

ビールやワインがお好きな方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

👉 私が実際に飲んで紹介した、お酒のレビューをまとめています

-未分類