シメイのブルー(Chimay Bleue)。
「ベルギービールの代表格」としてゆるぎない地位を確立しています。
トラピストビール(修道院ビール)の最高峰のひとつです。
美味しいです。
一言で表現するなら「重厚で芳醇な、飲むチョコレートケーキ」といったところでしょうか。
喉越し爽快というよりは、しっかり口で味わうためのビールです。
ちょっとお高いので毎日は飲めません💧
しかし、頑張れば1週間から2週間に一度は飲めます🐱


シメイブルーの美味しさ
言葉で表現するなら、下記のようなお味です。
しかし、何も考えずに飲んでも美味しいです。
注意点は、一気に喉で飲まずにしっかり味わうことです。
- 五感を満たす香りグラスに注いだ瞬間、ドライフルーツの甘い香りが立ち上がります。そこに少しスパイスのニュアンスと、キャラメルのような香ばしさが重なるのが特徴です。
- 口当たりまろやか アルコール度数が高め(9%)でありながら、角が全くなく、口に含んだ瞬間に濃厚でクリーミーなコクが広がります。ゆっくりと時間をかけて味わうためのビールです。
- 変化する「余韻」 飲み込んだ後、鼻から抜ける香りはどこかビターチョコやローストした麦を思わせます。冷たいうちはキリッとしていますが、少し温度が上がると、香りがさらに開き、ワインのような奥深さが出てきます。

トラピストビールとは
「トラピストビール」とは、「厳格な戒律を守る修道院の中で、修道士の手によって造られる特別なビール」のことです。
世界中に数え切れないほどのビールがありますが、「トラピスト」を名乗れるものは世界でもわずか10カ所程度(2026年現在)しかありません。
単なるビールの種類(スタイル)ではなく、以下の3つの厳しい条件をクリアしなければならないのです。
トラピストビールを名乗るための3条件
- 修道院の敷地内で醸造されていること 壁に囲まれた聖域の中で造られる必要があります。
- 修道士が自ら(または監督下で)醸造していること 修道士たちの手仕事、あるいは彼らの厳しい管理のもとで品質が守られています。
- 営利を目的としないこと ビールの売り上げは、修道院の運営費や維持費に充てられ、残りはすべて慈善活動や地域社会への援助に寄付されます。
修道士たちにとってビール造りは「労働」であり、神に捧げる「祈り」の一部でもあります。
利益を追求する必要がないため、最高級の原材料を贅沢に使い、長い時間をかけて熟成させます。
まとめ
「ビール」という枠を超えた、修道士たちが長い歴史の中で守り抜いてきた芸術品を飲んでいる。
そんな風に考えると、より一層美味しく感じられるかもしれません。