夏祭りで子どもが金魚すくいの前に立ち止まる。
「やりたい!」
その瞬間、私は毎年ちょっと憂鬱になります。
もちろん、子どもがお祭りで楽しそうに遊ぶ姿を見るのは嬉しい。
でも、金魚すくいは遊んで終わりではありません。
金魚を持ち帰れば、その日から飼育が始まります。
水槽、ポンプ、カルキ抜き、餌、水換え……。
「数分の遊びのために、家に新しい生き物を迎えることになるのか」と考えると、正直、親としては少し身構えてしまいます。
そして私は、そもそも金魚すくいという遊びそのものにも、少し複雑な気持ちがあります。
生き物を追いかけてすくうこと。
すくった金魚を家に連れて帰ること。
その後の飼育を家庭が引き受けること。
どれも、子どもにとっては楽しい体験である一方、親にとっては簡単には考えられない部分があります。
とはいえ、お祭りに行けば子どもは言います。
「金魚すくいやりたいーッ!」
そこで私は考えました。
「もしかして、子どもが本当にやりたいのは金魚を飼うことではなく、ポイですくう遊びなのでは?」
試しにポイを買って、家で遊ばせてみることにしました。
すると、我が家では意外な結果になりました。
私が金魚すくいに感じる違和感
正直に言うと、私は金魚すくいに少し複雑な気持ちを抱いています。
もちろん、子どもたちが夢中になって遊ぶ姿は微笑ましいですし、金魚すくいは夏祭りの風景として長く親しまれてきた遊びです。
ただ、その一方で、
「生き物を景品のように扱ってしまっていないだろうか」
と考えてしまうことがあります。
金魚は、きちんと飼育すれば長く付き合っていける生き物です。
だからこそ、お祭りで数分遊んだことをきっかけに、その後の飼育まで家庭が引き受けることになる点については、私は少し慎重に考えてしまいます。
また、金魚すくいでは、ポイで金魚を追いかけるという遊び方をします。
金魚にとっては、人に追われたり環境が変わったりすること自体が負担になる可能性があります。
もちろん、金魚すくいを楽しむこと自体を否定したいわけではありません。
「お祭りで金魚すくいを楽しむ」という文化そのものを大切にしている方もたくさんいると思います。
ただ、私自身は、
「子どもが本当に求めているのは、金魚そのものではなく、すくう遊びの楽しさなのではないか?」
と思うようになりました。
そこで我が家では、金魚を使わなくても「すくう楽しさ」を味わえる方法を試してみることにしました。
その答えが、家でポイ遊びをすることでした。
子どもが笑顔になり、親も気持ちよく見守れる。
その方が、我が家には合っていたのです。

子どもが欲しいのは金魚ではなく「ポイ」だった
どうにか金魚すくいをスルーする方法はないものか。
そう思って、私なりに考えてみました🧑🎓
そこで思いついたのが、
「ポイを買って、家で遊ばせる」
という方法です。
やることは、とても簡単。
- ポイを用意する
- 洗面器やタライに水を入れる
- 家にあるスーパーボールやアヒルのおもちゃ、キラキラした宝石のおもちゃなどを浮かべる
- 思う存分すくって遊ぶ
これだけです。
やってみて思ったのですが、たぶん子どもが欲しかったのは「金魚」ではなく、ポイですくって遊ぶことだったんですよね。
「どうやったら破れないんだろう?」
「次はこれをすくいたい!」
そんなふうに、ポイを使って遊ぶこと自体が楽しい。
しかも家なら、失敗しても何度でも挑戦できます。
お祭りの金魚すくいでは、「破れたら終わり」という緊張感があります。
でも家なら、ポイがなくなるまで思い切り遊ばせてあげられます。
我が家では、この遊びを取り入れてから、子ども2人ともお祭りで金魚すくいをやりたがらなくなりました。
もちろん、すべての子どもに同じように当てはまるわけではありません。
それでも、
「金魚すくいをやりたい=金魚を飼いたい」ではないのかもしれない。
そう気づけたことは、我が家にとって大きかったです。
金魚を連れて帰らなくても、子どもの「すくいたい!」という気持ちは満たせる。
一度試してみる価値はあると思います😊

こんな疑問はありませんか?
Q:後片付けは大変ではないですか?
A:我が家では、金魚を飼育する場合と比べると、かなり気楽です。
我が家では、広めの洗面器やタライを使い、下には大きめのバスタオルを敷いてから遊びます。
水深を浅めにしておけば、水が大きく跳ねにくくなります。
もちろん水遊びなので多少は濡れますが、遊ぶ場所を決めておけば、それほど大変ではありません。
何より私が楽だと感じたのは、遊びが終わればそこで完結すること。
金魚を連れて帰る場合とは違い、その後の餌やりや水換えなどを続ける必要がありません。
遊び終わったら水を流して、おもちゃを洗って乾かす。
我が家では、それだけです。
Q:どんなものをすくわせると楽しいですか?
A:金魚がいない分、家にあるおもちゃを使って自由に楽しめます。
我が家で実際に活躍しているのはこちら。
- アヒル隊長(お風呂用おもちゃ)
ぷかぷか浮かぶので、ポイですくうだけでも楽しいです。 - スーパーボール
お祭りでもおなじみのアイテム。水に浮かべると、それだけで金魚すくいらしい雰囲気になります。 - キラキラ宝石(アクリルアイス)
宝探しのような感覚で、子どもたちが夢中になります。
これらを一緒に浮かべると、水面がキラキラして結構きれい。
金魚のように素早く動くものではないので、ポイですくう練習にも向いています。
「次は何をすくおう?」
と、子ども自身に選ばせるのも楽しいですよ。
Q:水濡れ対策はどうしていますか?
A:水を使う遊びなので、最初に「濡れても困らない環境」を作っておきます。
我が家では、洗面器やタライの下にバスタオルを敷いて、水が跳ねても慌てなくていいようにしています。
そして、もうひとつ気をつけているのがスマホ。
子どもと水遊びをしていると、濡れた手でスマホを触りたがることもありますよね。
そこで我が家では、夏のレジャーで愛用している防水ケースを近くに置いています。
海やプールだけでなく、こうした「おうち水遊び」のときにも使えるので、我が家では意外と出番が多いアイテムです。
実際に使っている防水ケースについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉 「使い捨て」を卒業。私が選んだ、夏のレジャーを安心して楽しむための防水ケース
まとめ
子どもに楽しい思いをさせたい。
でも、親の負担まで無理に引き受ける必要はない。
私はそう考えています。
ポイと洗面器、そして家にあるおもちゃがあれば、子どもは意外なくらい夢中になって遊んでくれました。
金魚を持ち帰って飼育する必要もありません。
お祭りで毎回金魚すくいをする必要もありません。
何より、我が家ではこの方法によって、
「金魚すくいをやりたい!」
と言われることがかなり減りました。
もちろん、金魚すくいが好きな子もいますし、実際に金魚を飼うことを楽しんでいるご家庭もあります。
だからこそ、これはあくまで我が家の場合。
もし、
「子どもは金魚すくいをやりたがるけど、親としては金魚を持ち帰るのがちょっと……」
と感じているなら、一度「家でポイ遊び」を試してみてはいかがでしょうか。
金魚すくいの代わりに、我が家がやっていること
- ポイを用意しておく
- 家にあるおもちゃを水に浮かべる
- お祭りでは金魚ではなく、お祭りの雰囲気を楽しむ
我が家では、これでかなり気が楽になりました。
どれを選ぶ?ポイの号数について
家でポイ遊びをするなら、ポイはまとめて用意しておくと便利です。
というのも、家遊びのいいところは、失敗しても「もう一回!」ができること。
お祭りの金魚すくいのように、「1枚破れたから終了」ではありません。
何枚か用意しておけば、子どもが思い切り遊べます。
ポイには「○号」という表記がありますが、号数による丈夫さや紙の厚さなどは、商品によって仕様が異なる場合があります。
そのため、購入するときは販売ページの商品説明や対象年齢などを確認して選ぶのがおすすめです。
我が家では、せっかく家で遊ぶなら「失敗しても気にせず何度も挑戦できる」くらいの枚数を用意しておくのがおすすめ。
ポイをたくさん用意しておけば、
「破れちゃった!」
「もう一回!」
にもすぐ対応できます。
家で思う存分ポイ遊びをしたい方は、こちらをチェックしてみてください。
↓ お祭り気分を家で楽しみたい方に。枚数を気にせず遊べるポイはこちら ↓
子育ても暮らしも、「無理をしない」が私の答え
子どもとの時間は大切にしたい。
でも、世の中の「こうあるべき」に合わせるために、親が無理をして疲れてしまうのは違うと思っています。
今回の金魚すくいも、まさにそのひとつでした。
「子どもがやりたいなら、やらせてあげるべきなのかな?」
そう思いながらも、金魚を持ち帰った後のことを考えると、私は素直に楽しめませんでした。
そこで我が家なりの方法を探してみたら、意外と簡単な解決策が見つかりました。
このブログでは、そんなふうに私自身が実際に使ってよかったモノや、暮らしの中で「これは価値がある」と感じたものを紹介しています。
大量消費ではなく、長く愛せるモノを選ぶこと。
見栄ではなく、自分や家族が心地よく暮らせること。
そんな「本物志向の暮らし」を、試行錯誤しながら楽しんでいます。
よろしければ、私がどんな考えでこのブログを書いているのか、プロフィールもご覧ください。
