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日光東照宮へ【三猿】【眠り猫】【鳴龍】有無を言わせぬ豪華絢爛

日光東照宮へ行ってきました。

言わずと知れた徳川家康を祀る神社。

豪華絢爛な装飾と彫刻の数々。

特に「眠り猫」「三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)」「鳴龍」が有名。

ワタクシはネコ好きなので、メインは「眠り猫」。

また「陽明門」などの絢爛豪華な建築美、自然の地形と調和した配置など日本の江戸初期の美の真髄を感じます。

初めて行く方のために簡単にブログにまとめてみました。

ちなみに今回の記事をもとに散策すると、所要時間は2時間くらいかと。

さあ行くぞー。

なんと、東京スカイツリーと同じ高さとのこと。

「東照宮」の文字は一万円札の顔、渋沢栄一が書いたものです。

「東照大権現」の文字。

小さく見えますが実は大人の背丈ほどの大きさがあります。

五重塔

中心を貫く心柱が上層から鎖で吊り下げられ、下部は礎石から約10cm浮いている「懸垂式」。

地震の揺れを吸収・緩和する免震・耐震装置として機能します。

スカイツリーにも応用されたとか。

チケットを見せて内部へ。

見ざる・聞かざる・言わざる

猿の彫刻。

実は、超有名な「見ざる・聞かざる・言わざる(三猿)」は、建物に彫られた全8面のストーリーの2場面目です。

8面のストーリーは猿の一生を表現しています。

ぜひ、8面全てを鑑賞してください!

画像とともに見ていきましょう。

全体像

1 母と子

1枚目は子どもの将来を見据える母です。

母猿、抱き寄せられる子猿、びわの実が見えます。

たわわな実りは子猿の将来が実りあるものであってほしいと願う気持ちを表しています。

2 幼少期

この2枚目が有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」

幼少期に悪事を見ず、聞かず、言わず、素直に育つべきという教えや、人の欠点を見ない・聞かない・言わないという処世術を指します。 

3 青年期

大きな木の下に猿が座っている様子を描いたものです。

成長した猿がこれから「ひとり立ち」していくのだというかことを表現しています。

期待とともに少し不安そうにも見えますね。

4 大人の時期

二匹の猿がいずれも上を向いています。

友とともに、高い志を持って未来へ進んでいく様子を表しています。

5 挫折、慰め、そして一歩踏み出す

5枚目左側ではうなだれている猿の様子が描かれます。

人生簡単にはいきません。挫折したり、うまくいかなかったりすることが多くあります。

この猿は「挫折」 を感じているのです。

しかし、この猿の横に背中に手を置いてくれている猿がいます。 挫折を感じている猿を慰めているのです。

そして右側には、友の力強い励ましによって、挫折を乗り越えて一歩踏み出そうとする猿が描かれています。

6 恋愛

6枚目は恋愛の様子です。

恋をしてしまい、悩んでいる猿。

そうとは知らず、木に登る猿。

これから仲を深めていくのでしょう。

恋愛も人生の一部です。

7 結婚し、人生の荒波を乗り越える猿のペア

先ほどの恋愛が成就して結婚した猿たち。

しかし、結婚は始まりで、まだまだ人生の荒波は待ち構えています。

この人生の荒波を2人で乗り越えていく様子が描かれています。

8 妊娠

猿のお腹が膨らんでいます。

猿たちは結婚して、荒波を乗り越え、新しい命を宿したのですね。

これが、建物の周囲に書かれた猿の一生の最後となります。

そして、次はまた最初の場面1に戻るのです。

生まれた猿はまた親猿と同じように生きていき、永遠に命は巡るのですね。

素晴らしい彫刻と物語です。

三猿のストラップを買ってしまいましたw

象の彫刻

次は、象の彫刻。

江戸幕府の御用絵師であった狩野探幽が、本物の象を知らず、象の話を聞いただけで想像して描いたものです。

耳が外向きになっていたり、尻尾が3本あったり、毛がフサフサだったり。

なかなか味わいのある象です。

門をくぐって⋯国宝【陽明門】へ。

陽明門

日光東照宮の豪華絢爛のシンボル。

24万枚の金箔が使われていて、なんと金閣寺(20万枚)を上回る贅沢さだそう⋯。

龍や鳳凰などの想像上の動物や、古代中国に由来する故事や聖人などをかたどった508もの精緻な彫刻が装飾されています。

1日見ても飽きないことから「日暮しの門」とも呼ばれます。

龍馬(りゅうめい): 陽明門の正面にいる白く金色に輝く目や爪を持つ霊獣。

子どもの遊ぶ様は、平和で安心して遊べる世の中を表現したものです。

天井にも立派な絵が。

陽明門の裏側です。

ここに「逆柱」があります。

次の2枚の柱の違いが分かりますか?

模様が逆に彫ってあります。

日本に古くからある「未完の美」という独特の感性によるものです。

完璧に整っているものはそのあと良くなることはなく、廃れていくしかないのです。

やり残しがあった方が今後より良くなっていくのですね。

敢えて模様を逆に彫ってやり直す余地を残しているんです。

次は本殿ですが、撮影禁止なので、割愛します。

しっかりお祈りしてくださいねー。

眠り猫

さて、いよいよ個人的メイン。

眠り猫。

左甚五郎作と伝えらます。

※左甚五郎
寺社彫刻の名人として理想化された伝説上の彫刻家です。 眠り猫は代表作の一つとされていますが実在は不明。 

意味1 猫が眠っている(平和)からこそ雀が安心して遊べるという、平和な世の到来(戦乱の世の終わり)を象徴しています。

意味2 よく見るといつでも飛びかかれる体勢で、徳川家康を護る意味も持ちます。

1枚目の画像は正面から撮影したもの。

眠っている猫です。意味1を表しています。

2枚目の画像は横から撮影したもの。

腰を上げていて、臨戦態勢に見えますね。意味2を表しています。

家康公のお墓

日光東照宮の最深部「奥宮(奥社)」に家康公のお墓があります。

眠り猫の下をくぐり、階段を片道207段。

少々キツイです⋯

進んで行くと「叶杉」があります。

古くより杉にある洞穴に向かって祈ると、”願いが叶う”と信仰されてきたパワースポットです。

眠り猫の置物をお土産にゲット。

鳴龍

撮影禁止スポットなのが残念ですが、ぜひ立ち寄りましょう。

天井に墨絵の龍が描かれています。

その龍の頭の真下で拍子木を打つと、音が跳ね返りキーンとキレイな音色が響きます。

龍の胴体や他の場所では普通の音なのに、龍の頭の下だけ特別な音がするのが神秘的です。

まとめ

まとめ

豪華絢爛な装飾と彫刻の数々。

「眠り猫」「三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)」「鳴龍」が有名。

「陽明門」などの絢爛豪華な建築美、自然の地形と調和した配置など日本の江戸初期の美の真髄を感じます。

このブログなどを参考に意味を理解しながら散策するのがオススメです。

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